臨床研修

地域医療研修

高野山総合診療所では、全国の臨床研修病院・大学病院の協力施設として、「臨床研修医」を受け入れ地域医療研修を行っています。
「高野山」という観光地を抱えつつ山間のへき地でもある高野町。
研修では、この高野町にある公立診療所という当診療所の特徴を活かし、将来どの分野の医師になっても役に立つことを身につけられるよう、地域包括ケアの中心となる診療所における総合診療(内科、外科、小児科の診断、治療)や、保健衛生、福祉との連携等について研修していただきます。

過去に当診療所で「地域医療研修」を受けられた臨床研修医と寄せられた感想を紹介します。

平成29年度研修医

 

■木村 薫 先生(府中病院2年目臨床研修医)

  研修期間:平成29年11月(1ヶ月間)

■齊藤 潤信 先生(札幌医科大学附属病院2年目臨床研修医)

  研修期間:平成29年10月(1ヶ月間)

 私は10月の1ヶ月間、高野山総合診療所で研修させていただきました。

私の出身地は新潟県で、大学と初期研修は北海道と、これまで和歌山県どころか西日本とは縁もゆかりもない人生でしたが、一度くらいは西日本で過ごしてみたいという、何とも安易な気持ちで高野町での研修を希望させていただきました。

 高野町には、札幌のすすきののような歓楽街こそありませんが、町には歴史情緒ある寺院が立ち並び、ちょうど10月の後半は紅葉の時期でもあり、非常に風情あふれる町並みの中、カメラ片手に散策を楽しみました。高野山の他にも、和歌山県には魅力ある場所がたくさんあり、週末にはレンタカーを借りて熊野本宮大社、那智の滝、白浜・串本の海岸を巡ったり、温泉につかったり、新鮮な鮪料理を堪能したりしました。また、高野町は大阪中心地まで電車で約2時間とアクセスが比較的よく、3連休には大阪、京都、神戸と、秋の欲張り三都旅行も満喫できました。ただ、私の日頃の行いが悪いためでしょうか、週末の度に狙われたかのように台風や大雨に見舞われたのが唯一残念でした。

 こんなことばかり書いていると完全に旅行目的で来たと思われてしまいそうですが、診療所での研修は非常に勉強になることばかりでした。

 一般業務では、初診の患者さんの診察を、問診から身体診察、検査、診断、処方まで一通りやらせていただきました。外来診察を実際に自分で行うのは初めての経験で緊張しましたし、戸惑うことも多々ありましたが、適宜田中先生からあたたかいアドバイスをいただきながら診療させていただき、大変勉強になりました。

 また、高野町は大阪中心地へのアクセスが比較的よいと言っても、県内の最寄りの総合病院への搬送は、曲がりくねった山道を救急車で1時間ほど走ることになります。私も実際に救急車に同乗させていただきましたが、地域における救急医療の過酷さを身をもって知ることができました。

 訪問診療・看護では、恐縮ながら毎回お茶と軽食を用意していただくご高齢の夫婦のお宅や、なかなか物が捨てられずにお部屋が思い出の品であふれているような方のお宅に訪問させていただきました。診療・看護の合間に患者さんやご家族と世間話を交え、一軒一軒の温かみや個性、そして地域住民と診療所スタッフとの絆の強さが伝わってきました。

 その他にも、高野町消防署の救急隊の方、南山苑の方、診療所の看護師の方、検査・放射線技師の方、リハビリ訓練の方、事務の方々など、大変多くの方々に見守っていただきながら研修をさせていただきました。今回の研修では医師としての業務以外にも、コメディカルの側の立場から学ぶ機会も多く作っていただきましたが、今までの大学病院や基幹病院の研修ではなかなかできない貴重な体験でしたので、ぜひとも今後の医療に活かしていきたいと思います。廣内先生をはじめ、お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。

 今度また、台風の来ない時期を見計らって、和歌山県に観光で訪れたいと思います。

■山下 真祐子 先生(札幌医科大学附属病院2年目臨床研修医)

  研修期間:平成29年9月(1ヶ月間)

  地域医療研修として9月の1ヶ月間研修をさせて頂きました。高野山の特殊な土地柄により、地域医療として住民の健康を守るだけなく、増加する観光客や一時的滞在者への急性期医療や精神的ケアまで多岐にわたる医療を経験させていただきました。患者さんの家庭の状況まで把握して今後の方針を決めていく様子や他地域から来ている学生に声をかけたり、医師だけでなく診療所全体が地域全体を見守っている様子が一番印象的でした。また、普段じっくりと見ることのできないコメディカルの業務を経験させていただけたことも非常に勉強になりました。高野山消防で僭越ながら分娩の方法、NCPRも教えさせていただきました。少しでもお役に立てたのなら嬉しく、私自身も教えることで非常に勉強になりました。高野山の情緒あふれる町並みをのんびり歩けたこともとても心地よかったです。

廣内院長をはじめとした診療所の皆さま、本当にありがとうございました。

 

■野田 政志 先生(札幌医科大学附属病院2年目臨床研修医)

  研修期間:平成29年8月(1ヶ月間)

 今回、地域医療研修で8月から1か月間実習をさせて頂きました。高野山の気候は、標高が高く本州特有の夏場の高温や湿気が和らいでおり、非常に過ごしやすく感じました。金剛峯寺の境内からは雄大さと厳かさを感じました。8月にはろうそく祭りがあり、夜間の参道を照らすろうそくの灯りの風景は非常に幻想的でした。

 日々の診療では、諸先生方から診察の手順や画像診断、それぞれの患者様の生活背景に対するアプローチなどきめ細かいご指導を頂きました。外来では高野山に観光で来られる外国人の方を診る機会があり、日頃あまり使う事のない医学英語の重要性を再認識致しました。また、高野山の診療所から他院への救急搬送も経験し、地域医療における救急医療体制の現実を体感させて頂きました。看護士や医療従事者の方々には患者様のケアや処置に関してご指導を頂き、事務の方々には生活面でのサポートをして頂きました。おかげさまで研修期間を円滑に過ごす事が出来ました。

 南山苑の研修では御長寿の方が多く大変驚きました。御高齢の方が健康的に日常生活を過ごすには日々の頭のトレーニングや運動が必要であると思いました。訪問看護や訪問診療では個々の生活に合わせた医療と患者様との信頼関係が大事だと感じました。消防署の当直では、救急車の内部の説明や救命時のひもの基本的な結び方、降下訓練を体験させて頂きました。救急搬送が一度ありましたが、救命士の視点から見た搬送を直接経験し、非常に貴重な体験でした。通所リハでは高齢者の方を対象にしたリハビリを見学させて頂き、高齢者のADL維持を目的としたリハビリが今後さらに求められるのではないかと考えました。

 高野山では、多岐にわたって様々な事を経験する事ができ、高野山の人々の職業や地域性についても深く学ぶ事が出来ました。今後も高野山の医療に何らかの形で関わっていければと考えております。

 院長の廣内先生をはじめとして、諸先生方、医療従事者の方々、職員の皆様、消防署の皆様には大変お世話になりました。感謝の念を述べさせて頂きます。

■中野 雅信 先生(府中病院2年目臨床研修医)

  研修期間:平成29年7月(1ヶ月間)

臨床研修2年次の地域医療研修のため7月の1ヶ月間高野山総合診療所にて研修させていただきました。

7月の大阪はかなりの蒸し暑さになっていましたが、高野山に上ってくると涼しく快適で、空気がきれいで、すっきりした気分で過ごすことができました。高野山のお寺を少し観光したときや、訪問看護に合わせてお寺にうかがったときに、昔ながらの建物やきれいに保存された屏風を見させていただき、長い歳月の歴史と文化を味わうことが出来ました。

病院での研修では、地域の人たちと密接にかかわった形での診療が行われていることが実感できました。地域に住んでいる人の体の状態だけでなく、家族の仕事や生活状況、家族関係や家族の社会的状況も含めて把握するように努めることで、診療所にかかる人たちにどのように関わっていくかを考えて診療にあたっているところが印象的でした。病院の職員、皆さんが地域の人とのつながりが強く、訪問看護、往診にて出かけて行くと、そこかしこでいつも診療している患者さんやその家族、他かかわりのある人たちと会話が弾み、地域のつながりを大事にしていることを感じました。そこから、地域の人たちの状況が見えてくると思いました。

実際の研修では、問診・診察させて頂いたり、検査をやらせて頂いたりと、適切にアドバイス頂きながら実際にやらせていただけたことは貴重な経験となりました。南山苑の介護施設での実習では、施設にてどのように暮らしているのかがわかり勉強になりました。訪問介護、往診での実習では、患者さんやその家族と親しくなることができ、本当に楽しかったです。消防実習では地域の人たちの救命の研修を見学させていただきました。たくさんの方々が参加され非常に充実した和気藹々とした雰囲気で、人形を使い実際に実習しながら学ぶことができていました。地域の人たちのつながりを大切に、自分たちで地域の診療を守ろうとしていることが感じられました。

この度は、高野山総合診療所にて研修させていただき、多くのことを学ぶことが出来ました。廣内先生、田中先生、木岡先生、峰先生、岡田先生、廣瀬先生、金先生、花谷先生、他スタッフの皆様、高野町消防署の皆様、南山苑の皆様、地域の皆様にはいろいろとお世話になりました。本当にありがとうございました。

■野田 和樹 先生(日本赤十字社和歌山医療センター 2年目臨床研修医)

  研修期間:平成29年6月19日~30日(2週間)

 梅雨時の2週間と短い間でしたが、日赤和歌山医療センターの地域医療研修プログラムとして研修をさせて頂きました。

急性期病院で勤務している僕にとっては、普段経験できないことばかりで血液検査や尿検査、沈渣など実際に経験させて頂いてありがとうございます。

小児の外来診療や乳幼児健診も実際にする機会がなかったので、ご指導頂いた田中先生には大変感謝しております。生活面も含めて。

消防署実習では救急要請がなくあいにくの雨で訓練もなかったのですが、丁寧に救急車内や消防車の説明をして頂いて大変恐縮でした。

 訪問看護やリハビリでも患者様がすごく親切で、研修医が来ているだけで感謝頂き応援の言葉を言って下さったりと、院長先生はじめ診療所の方々が築いてきた地域からの信頼を感じました。

 往診にて在宅で看取った場面を初めて経験させて頂き、患者様の最期というのをすごく考える機会になりました。大変印象的で医療人として生きていく上での財産になりそうです。

最後になりましたが、廣内院長、田中先生、看護師さんをはじめとするスタッフの方々、花谷先生、消防署の皆様、高野町の町民の方々には大変お世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

■青栁 貴之 先生(日本赤十字社和歌山医療センター 2年目臨床研修医)

  研修期間:平成29年6月5日~16日(2週間)

 6月の前半の2週間と短い期間でしたが、高野山総合診療所で研修をさせて頂きありがとうございました。研修初めの高野山はまだ肌寒くストーブを焚いている時期で、挨拶周りの際各所で寒そうな格好だねと言われましたが、徐々に過ごしやすい気温に変わっていきました。また運よく丁度青葉まつりが開催される時期であり、高野山の歴史的な趣だけでなく、町の活気も感じることができました。

実習では非常に様々な体験をさせて頂き、地域医療の一端に触れることができたのではないかと思っています。訪れる患者さんは普段から通院している人も多く、スタッフの皆さんと患者さんの結びつきの強さを目の当たりにし大病院とは異なる診療の強みを感じました。

また診療所内の研修だけでなく、特別養護老人ホーム見学や消防署当直、訪問看護同行、大学での健康診断など普段では経験しない体験ができました。これから医師として勉強していくうえで、様々な視点から実習できたのは貴重な財産だと思っております。

二週間という短い期間でしたが充実した研修を送ることができました、廣内院長をはじめとした診療所の皆さま本当にありがとうございました。 

 ■中川 俊 先生(日本赤十字社和歌山医療センター 2年目臨床研修医)

  研修期間:平成29年5月(1ヶ月間) 

 ■山村 理沙 先生(橋本市民病院 2年目臨床研修医)

  研修期間:平成29年4月(1ヶ月間) 

 地域医療研修として4月の1ヶ月間、高野山総合診療所でお世話になりました。初日には診療所周囲に雪が残っており非常に驚きましたが、研修が進むにつれ下の橋本市で桜が咲き、散り、そして上の高野で山桜が咲き、枝垂れが満開になり、診療所中庭の石楠花が開き、と、美しい変化を日々感じました。

診療所での研修も、非常に趣深いものでした。院長先生は高野の方々を本当に熟知されており、街の守り人のようでした。診療所は良い意味でとても人間くさく、色々な人の生き様をありのままに見せつけられました。もくもくとリハビリに励む患者さん、なんだかんだと理由をつけて中々腰を上げないのに憎めない性格の患者さん、あっけらかんと「薬いっぱいあまっとる」と外来で処方薬を少なめに依頼する患者さん、朝から山菜とりに出かける老夫婦へ車中から挨拶しながら通り過ぎる診療所のスタッフ。年上の患者さんは皆、「おとうちゃん、おかあちゃん」です。

技術、機器、情報、労働力、個々をとるとどれも都会の病院にはかないません。しかし、すべては「ひとが生を全うする」ということへ向いているという点で高野は非常に心に残る土地となりました。

加えて、診療所の現状を知ることで、病診連携についても多く考えさせられました。高野山診療所から最も近い市民病院の研修医として、少しでもその絆を強めることができればと切に思いました。

末筆ながら、ご迷惑も本当にたくさんおかけしました。高野の皆様、あたたかく見守ってくださり、ありがとうございました。

 

平成28年度研修医

 

 yao Dr■八百 脩平 先生(府中病院2年目臨床研修医)

  研修期間:平成28年10月(1ヶ月間)

 地域医療研修として10月の1ヶ月間、高野山総合診療所でお世話になりました。
まだ暖かさの残る初旬から、朝夕の冷え込み、紅葉色づく下旬まで、季節感溢れる1ヶ月間の研修となりました。急性期病院で勤務している私にとっては、普段経験出来ない事ばかりでした。訪問診療や訪問看護に訪れるだけで、感謝され、歓迎を頂き、日常の忙しさの中でつい忘れがちな温かい気持ちになる事が出来ました。診療所において、院長先生やスタッフの方々は患者さんとの付き合いも長く、父母の代から診ている方も少なくありません。その為、時に診察室は近況報告などで温かい空気に包まれます。しかし、高野山における医療機関の最後の砦でもあり、慢性的な訴えに潜む悪性腫瘍や、心筋梗塞などの致死的な急性期疾患は、決して見逃す事が出来ないという緊張感、責任感もありました。さらに、訪問診療、訪問看護や乳幼児健診など、診療所での診療以外の手段として、地域の人々の健康を守るという非常に重要な役割もあり、医師・看護師・ケアマネジャー含めた全ての人で協力しあっている姿は大変印象的でした。この1ヶ月間で、経験し学んだ事を、これからの医療人としての人生に活かしていきたいと思います。

 最後になりましたが、廣内院長先生を、高野山総合診療所の先生方、看護師さんをはじめとするスタッフの方々、花谷先生、消防署の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 yoshida Dr.2■吉田 晃浩 先生(府中病院2年目臨床研修医)

  研修期間:平成28年9月(1ヶ月間)

 歴史ある、風光明媚な町、高野町立高野山総合診療所で9月の1ヶ月間研修させていただきました。入院ベッドがないために入院が必要そうな症例かそうでないかをしっかり身体所見をとり、方針を考えていたところは非常に勉強になりましたし、地域医療ならではの難しさも感じました。また医学・医療以外のことも多くさせていただき、貴重な経験ができたと思います。上部消化管内視鏡検査も10件以上自ら経験ができ、消化器内科に進む身として、はじめの1歩が踏み出せたような気がします。
 今年から高野龍神スカイラインウルトラマラソンが始まったので、来年は中村先生・亀山先生と共に走りに行きたいと思います。また紅葉がきれいとのことなので、今後紅葉シーズンには観光しに行きたいと思います。

 最後になりますが、廣内先生・中村先生・松森先生・亀山先生・花谷先生をはじめとした医療スタッフの方々、高野町消防署の方々、南山苑の方々、高野町の町民の方々には大変お世話になりました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

hayashiDr2 ■林 良一 先生(三重大学医学部附属病院2年目臨床研修医)

  研修期間:平成28年8月(1ヶ月間)

高野山に来て早々、寺院を中心とした美しい街並みとその異空間の様に惚れ込みました。研修を重ねるうちに、診療所のスタッフや町民の皆さんの温かさに触れ、益々、高野山という土地が好きになりました。1か月の研修が終わった今、非常に寂しい思いをしています。
設備も人材も十分ではない診療所で研修をしてみて感じたことは主に2つあります。
 1つは、医療過疎地で働く先生方は皆、総合診療のスペシャリストであり、浅くもあらゆる疾患を診ることができるすごい人、と考えていました。しかし実際は、皆が皆そのような名医である必要はないと感じました。経験したことがないことも、まずは自分が一度見てみる勇気を持っていること。また、判断が困難な場合に適切な専門家へ相談、あるいは紹介する力を持っていること。この2つの勇気と力を持つことが必要とされると実感しました。
 2つ目は、必ずしも医学的に最善の治療をすることが患者にとっての満足につながるものではないことを学びました。満足の行く対応ができなかったとしても、患者は皆、非常に満足して帰られることに非常に驚きました。その人の生活背景、年齢、生き方、そして医療環境に応じて、最善の対応を模索することが大事であると痛感しました。
これらのことは過疎地の診療所だけではなく、どの医療機関においても必要です。この学んだことをこれからの仕事に活かして頑張りたいと思います。

 最後に、廣内院長をはじめ診療所スタッフの方々、また、消防署や南山苑などの町民の皆様方、大変お世話になりました。初めての三重県からの研修ということでしたので、これから高野山総合診療所での研修の魅力を存分に後輩へ伝えようと思います。

 nonomura_hp■野々村 綾実 先生(府中病院2年目臨床研修医)

  研修期間:平成28年7月(1ヶ月間)

  初期臨床研修の地域研修として7月の1ヶ月間、高野山に滞在させて頂きました。一般病院とは異なる環境に、初めはとても戸惑いました。院内で可能な検査が限られており、病床もないため、精査や入院が必要な患者さんには1時間以上かけて別の病院に受診してもらう必要があります。判断材料がとても限られている中で診療するため、その分診療プロセスの一つ一つが重く感じられました。

 貴重な経験もたくさんさせて頂きました。訪問看護では看護師さんとお宅を一軒ずつまわり、入浴介助や清拭を行いました。看護師さん達の温かな人柄もあり、皆さんリラックスした様子で過ごしておられ、病院とは違った穏やかな時間が流れていました。高齢者の方はやはり慣れ親しんだ環境が一番落ち着くという当たり前のことを実感しました。
 消防署研修では、訓練や救急搬送に参加させて頂き、通常では知り得ない消防業務の一端を経験することができました。広場を使っての訓練は圧巻で、本番さながらの重装備と緊張感に圧倒されました。消防士の皆さんは普段は気さくで、お忙しい業務の合間に私にも訓練の一部を体験させて下さり、忘れられない経験となりました。
 研修を通して感じたのは、住民の皆さんと医療スタッフの方々との地域に根ざした絆です。患者さんが外来から出て行かれる際、皆さん安心した表情をしているのが印象的でした。院長先生をはじめ、診療所の皆さんが長年にわたり高野町の医療を守ってこられたことが強い信頼を生んでいるのでしょう。たくさんのかけがえのない経験を通じ、医療者として患者さんや御家族の気持ちに寄り添うことは忘れないようにしたいと思います。

 最後になりましたが、廣内先生をはじめ、高野山総合診療所の先生・スタッフの方々、消防署の皆さん、高野町の皆さんには大変お世話になりました。皆様の優しさに出会えたことに感謝致します。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

梶尾先生_名札■梶尾 剛 先生(府中病院2年目臨床研修医)

 研修期間:平成28年5月(1ヶ月間)

 地域医療研修として高野山総合診療所で研修させていただきました。高野山での1ヶ月は市中の病院では経験できないことがたくさんあり、驚きの連続でした。特に印象に残ったのは、訪問診療です。自分で通院できない患者さんのために医者が出向いて行くというスタイルは、より地域に根ざした診療形態だと思いますが、患者さんの多い市中病院ではなかなかできないことで、その経験をさせていただいたことは大変勉強になりました。 また、医者が1人でもなんでもできなければならないという地域医療の難しさも感じました。胃カメラも心エコーもこなすという技術もそうですが、血液検査の機械や、CT、レントゲンの操作も医師がやらなければならない事があり、いつも何気なくオーダーしているけど、どういう仕組でどういうふうに動かせばいいのか全然知らなかったなと反省する場面もありました。
 今回の研修で地域医療に関して様々なことを学び、とても有意義な研修をさせていただきました。府中病院に戻ってからも今回学んだことを活かして頑張りたいと思います。 

 最後になりますが、院長先生をはじめ、先生方や病院のスタッフの皆様方には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

 

 

平成27年度研修医

D■戎野 和之 先生府中病院2年目臨床研修医

 研修期間:平成27年11月(1ヶ月間)

 

地域医療研修で11月の1か月間、高野山総合診療所で研修させて頂きました。季節の変わり目であり上旬は紅葉、下旬には積雪と秋と冬を感じながらの研修となりました。

診療所では普段の研修ではできないような経験を沢山させて頂きました。訪問診療や訪問看護などの在宅医療、救急隊としての消防当直などの院外の研修もあり、普段病院で在宅患者さんや救急車を受け入れる側にいますが、反対の立場を経験できたのでとても勉強になりました。血液検査の機械を自分で動かしたことや、外国人観光客を診療したこと、検死に立ち会ったこともとても印象的で、貴重な経験になりました。

また、入院施設が無いため、重症の患者さんを1時間かけて搬送しなければならないことや、様々な疾患を数少ないドクターで対応しなければならないことなど、地域医療特有の難しさを改めて体感しました。

最後になりますが、1か月間とても楽しく、有意義な研修をさせて頂きました。院長先生、蒸野先生をはじめ、診療所のスタッフの皆さんには親切にして頂き、大変お世話になりました。誠にありがとうございました。

D■寺沢 誠 先生札幌医科大学附属病院2年目臨床研修医

 研修期間:平成27年10月(1ヶ月間)

平成27年10月の1ヶ月間、高野山総合診療所で地域医療研修をさせていただきました、札幌医科大学附属病院初期臨床研修医の寺沢です。  北海道で生まれ育った私にとって、未知の土地・和歌山高野山での研修に、研修前は期待しつつも緊張したものでした。しかし、研修を終えた今となっては高野山での研修を選択して良かったと思える素敵な思い出が出来ました。文化の違い、主に言葉の面での違いに初めは戸惑いましたが、先生方や職員の方々にも大変優しくしていただいたので楽しく過ごすことが出来ました。診療所での研修はもちろんですが、診療所以外での研修も多々あり、印象に残っています。訪問診療や訪問看護では通院が難しい方のお宅に伺うのですが、当然ながら、それぞれのお宅にそれぞれの生活があり、大学病院ではなかなか考えが及ばない部分に思いを馳せる機会となりました。消防当直では救急車の同乗や登はん・降下訓練を体験させていただきました。今まで消防士や救命士の方とあまり交流したことがなかったので、お話したり、一緒に訓練をさせていただいたりしたことは貴重な体験となりました。  この高野山での研修で経験したことを今後の糧に精進して参りたいと思います。最後になりましたが、廣内先生をはじめとした診療所の職員の方々、地域住民の皆様に心より感謝申し上げます。

D■後藤 健太郎 先生日本赤十字社和歌山医療センター2年目臨床研修医

 研修期間:平成27年9月(2週間)

8月31日~9月11日までの間、日赤和歌山医療センターの地域医療研修プログラムとして、2週間研修をさせて頂きました。
普段は看護師や検査技師任せになってしまっている採血・血液検査・心電図検査など自らさせて頂き、貴重な経験になりました。
また、消防署実習では、降下訓練・放水訓練・救急車同乗実習・消防当直など、他の地域実習では経験出来ないようなことまで体験させて頂き、高野山消防署の方々にも大変お世話になりました。
そして、普段(救急外来などで)転院搬送を受ける側として研修をさせて頂いているのですが、今回転送をする側に立ってみて、学ぶことも多かったです。
ご迷惑も沢山おかけしましたが、非常に有意義な2週間でした。大変お世話になりました。誠にありがとうございました。

fujitaDr_s■藤田 晴香 先生日本赤十字社和歌山医療センター2年目臨床研修医

 研修期間:平成27年8月(1ヶ月間)

D■辻尾 元 先生府中病院2年目臨床研修医

 研修期間:平成27年7月(1ヶ月間)

地域医療研修として7月の間、高野山総合診療所にお世話になりました。7月でしたが大阪とは異なり涼しくとても良い環境で研修を行うことができました。 研修では一般の外来に加えて検査科での研修や訪問診療、訪問看護、救急当直、少年野球大会の救護など様々な経験をさせていただきました。 田舎の病院ということもあり高齢の患者が多く、10年以上の付き合いの患者も少なくなく、より一層、医師、患者間の信頼関係の重要性を実感しました。また診療所には病床が無く、入院するためには1時間かけて病床のある病院へ搬送しなければいけないため、入院の適応の判断には特に頭を使いました。 今回、廣内先生、蒸野先生を始め関係者の方々には非常に親切にしていただき、とても充実した1ヶ月を過ごせたと思います。短い間でしたがお世話になりました、ありがとう御座います。

ikedaDrSS■池田 京平 先生橋本市民病院2年目臨床研修医

 研修期間:平成27年6月(1ヶ月間)

 

D■東野 信行  先生(橋本市民病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成27年5月(1ヶ月間)

地域医療の実習ということで、この度、高野山診療所にて研修させていただきました。 当初、「地域医療の実習って何のためにするのだろうか?」と思いながらの参加でした。 実際、高野山診療所での実習では、普段学べないことが沢山ありました。  地域においては、ご高齢の方が多くいらっしゃり、病院に行くこともできないという方の割合が都市に比べて圧倒的に多い状況でした。その状況を数限られたスタッフの方々が家族のように寄り添う姿はとても感動的でした。 病気を治すだけが医療ではないとはよく言われることですが、実際にそれを目の当たりにした、とてもいい機会でした。 高野山で学んだことをこれからの医療に使っていきたいと思います。1か月間という短い期間でしたが、高野山診療所の方々にはもちろんのこと、高野山の住民の方々にも深く感謝しています。

D■佐藤 知香 先生和歌山県立医科大学附属病院2年目臨床研修医

 研修期間:平成27年4月(1ヶ月間)

 

平成26年度研修医

Dr higuchi SS■樋口 洋史  先生(橋本市民病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成26年12月(1ヶ月間)

 

D■吉川 諒子  先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成26年11月(1ヶ月間)

 

Dr.Fujioka■藤岡 茉生  先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成26年10月(1ヶ月間)

 この度、地域実習としてこちらで1ヶ月(10/1-10/31)研修させていただきました。

 ちょうど季節の変わり目の時期であり、来た時には涼しく過ごしやすい気候でしたが、帰る頃には朝晩冷え込み、コートを着込んでも寒いという状態でした。

 この1ヶ月間、廣内先生、蒸野先生をはじめ、諸スタッフの方々には大変良くしていただきました。大学病院のようにせかせかとした空気がなく、全体としてとても温かい印象を持ちました。 外来では、ただ疾患の治療に当たるのではなく、患者さんの日常生活を背景とした近況を聞いたり、何気ない会話をしたり、家族の様子を訊いたり、多角的に関わる姿勢を学びました。
 また住民に高齢者が多く、骨折や循環器系疾患などで他病院に紹介する必要性のある症例の対応、通院が難しい人の訪問診療、観光客の急病、外傷など、地域特性の強いものから、町職員の検診や小児の予防接種など医師の業務は多岐に亘ります。いずれにせよ、この診療所は地域にとってなくてはならないものと感じましたし、現在2名の常勤医師でそれを担っている状況を考えると、同時に医師不足という現実の問題も少なからず感じました。

 医師としての業務以外では消防当直で放水訓練やロープでの降下を体験したり、山の奥の家へ訪問看護でついていき、おばあさんの畑で獲れた野菜をたくさんいただいたりしたことなど、先々で得難い体験をし、その都度親切にしていただきました。
休日には山外に出ることが多かった分、平日の早朝や仕事後にぶらぶらと山内を歩き、北海道とは全く異なる町並みや風景を満喫できました。特に早朝、奥の院の御廟に至るまでの、墓石や供養塔が立ち並んだ道中を歩く時間は現実離れしているような感覚でした。
 夜は夜で静かで星がとても綺麗に見え、お寺の提灯の明かりもまた素敵で、そんな中での散歩の時間も贅沢で良い時間でした。
 今回の実習で高野山という土地が大好きになりました。帰るとき、本当にさみしく思いました。お世話になった方々に心より感謝申し上げます。

Dr.yamaguchi■山口 智佳  先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成26年9月(1ヶ月間)

 

Dr.ajiki

■安食 さえ子  先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成26年8月(1ヶ月間)

 

 

Dr.tani ■谷 泰弘  先生(日本赤十字社和歌山医療センター2年目臨床研修医)

 研修期間:平成26年7月(2週間)

去る7/14~7/25までの間、地域医療研修でお世話になり誠にありがとうございました。

日赤和歌山医療センターとの違いに戸惑うことも多く、ご迷惑をおかけする機会が多かったかと思いますが、高野山という高齢者が多い、山奥での医療圏での研修をさせていただき、非常に有意義な2週間でした。

今後の医師生活の中で、今回の経験を糧に精進していきたいと思います。

末筆ながら、廣内院長をはじめとした高野山総合診療所の皆々様の益々のご健勝を心よりお祈りいたしております。

Dr.uchikawa■内川 宗大 先生(日本赤十字社和歌山医療センター 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成26年7月(2週間)

Dr.yokoyama■横山林太郎 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成26年6月(1ヶ月間)

 札幌医大の研修プログラムで、高野山総合診療所で一ヶ月間の地域医療研修をさせていただきました。高野山は真言密教、日本仏教の聖地であり、日本有数の歴史や由緒のある地域であり、周囲には豊かな自然が広がっています。北海道から来た自分にとっては、そのような地域で研修できること自体が新鮮で有意義なものになりました。

 診療所では外来診療のみならず、検査、事務等の業務も経験させていただき、医療施設の様々な側面を知ることができました。診療所外でも、訪問診療・看護、老人保健施設、乳幼児健診、保育園から大学までの健診業務、消防署当直など、高野山の医療全般を経験することができました。方言などで戸惑うこともありましたが、診療所の職員、地域住民のみなさんは本当に温かく、終始楽しい研修となりました。山奥のアトラクションのような訪問診療や消防署でのロープ登はん、山道の救急搬送などは特に良い思い出となりました。
 人口減少に伴い、診療所の在り方、医師や財源の確保、行政との関係など、現代の医療問題を間近で感じることもありました。そのような中で診療所の規模も縮小しているとのことでしたが、それでもなお地域住民にとっては欠かせない診療所であるということを実感させられました。それは地域住民とのより近い距離感、信頼関係というものを強く感じたからでした。
 今回の研修を通して得られた経験を、今後の自分の医師としての成長に繋げていくことができればと思っています。最後に、お世話になりました廣内院長はじめ、診療所職員、地域住民の方々に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

Dr.hoshi■星 友絵  先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成26年5月(1ヶ月間)

 

平成25年度研修医

hayashi s■林 佑樹 先生日本赤十字社和歌山医療センター2年目臨床研修医

 研修期間:平成25年11月(2週間)

 

ishimoto s■石本 智之 先生(日本赤十字社和歌山医療センター2年目臨床研修医

 研修期間:平成25年11月(2週間)

 

watanabe s■渡辺 謙太郎 先生(日本赤十字社和歌山医療センター2年目臨床研修医

 研修期間:平成25年9月~10月(1ヶ月間)

 

fujiiDr■藤井 康太 先生日本赤十字社和歌山医療センター2年目臨床研修医

 研修期間:平成25年9月(2週間)

 

hayasaka s■早坂 郁 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成25年8月(1ヶ月間)

 

Dr Koyama S■小山 奈緒美 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成25年7月(1ヶ月間)

 

yamamoto s■山本 庄吾 先生日本赤十字社和歌山医療センター2年目臨床研修医

 研修期間:平成25年6月(2週間)

 

noma s■野間 淳之 先生日本赤十字社和歌山医療センター2年目臨床研修医

 研修期間:平成25年5月(2週間)

 

平成24年度研修医

 

■八木 秀也 先生(府中病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成24年9月(1ヶ月間)

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■白神 大志 先生(日本赤十字社和歌山医療センター 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成24年6月(2週間)

地域医療研修として、2週間お世話になり、誠にありがとうございました。
本年度より、病院から診療所に変更になり、より地域に密着した医療になった高野山総合診療所で得ることが出来たことを簡単にですが述べたいと思います。
まずは、事務員の方や、臨床検査技師、放射線技師、薬剤師さんと一緒に働かしてもらいました。普段は、全く自分でする機会がないので、実際にやってみると、大変であり、意外に難しく、サポートしてもらっていることで仕事がスムーズに進んでいるんだなあと改めて実感し、大変感謝しなければならないと思いました。また、当直の時は、自分でこれらの事をすべてやらないといけないので、自分のいつもいる環境が、すごく恵まれていることを自覚するいい機会になりました。
今年から診療所になることで、訪問診療や訪問看護にも力をいれており、実際に、何度か一緒にお供させていただきました。患者さんの家に行って気が付いたのは、診療所には車で来るにしても、駐車場までが意外と遠かったり、坂道があったりして、病院に来るまでにも、かなりの障害があることがわかりました。在宅では、診察以外に、寝たきりの方の褥瘡などの簡単な処置や服薬管理なども行いました。短時間ながらも患者さんのリハビリ指導なども行っていたのが、すごく驚きました。家を訪問し、特に普段と変わりなくても、医師や看護師としゃべる事で安心もできるし、医療者側も元気そうにしている姿を見ることで、安心できました。これから更に高齢化が進むので、在宅医療の重要さがこれまで以上に必要だろうと思いました。
診療所では、消化器内科、循環器内科、糖尿病内科など全般的な内科やオルソ固定や関節内注射や神経ブロックなどの整形外科など、まさにgeneralistでした。整形的な手技、GIF・CF、心エコーや頸動脈エコーなど色々な科の手技を必要としていました。それぞれの手技についても、ワンツーマン指導してもらいました。普段聞けないような初歩的な質問にも丁寧に何回も答えて頂けました。また、患者さんに関しては、昔から付き合いがある方も多く、何でも相談されたり、根気よく話を傾聴したりと、一人一人に対する会話がすごく丁寧だなあと感じました。診察に関しても、聴診器を使用して血圧を測ったり、何かと患者さんを触る機会が多かったです。
たった2週間しかいることが出来ませんでしたが、この高野山総合診療所で研修したことで、最近忘れてしまっていた医療者として何か大切な事を思い出すことができた気がしました。
最後になりましたが、診療所の関係者の方や検査などに協力してくれた患者さんに改めて感謝の意を述べたいと思います。短い間でしたが、本当にありがとうございました。高野山最高!!!

平成23年度研修医

hamaguchi2■濱口 智大 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成23年11月(1ヶ月間

病院での業務だけではなく、事務・薬局での調剤・XpCTの撮影・往診・特養での実習と多岐に渡って、また、診療所化に関する住民説明会に参加しましたが、住民の方が「この病院を存続させるためには、どれだけのお金を皆から集めれば存続できますか?お金が足りないというのであれば、皆に声掛けをして寄付を募ろうと思うんです」と仰っていたのがとても印象に残っていますし、それだけ住民の方にも愛され、必要とされている病院だということを改めて再認識させられた気がします。急性・慢性期疾患だけではなく観光地に多い(?)交通外傷などを含めた救急医療を診ることができますし、来年度からは訪問看護・訪問診療も開始する予定とお伺いしていますので、研修先をあれこれ悩んでいる方にはぜひお勧めしたいと思います。一か月という短い期間ではございましたがここで学んだことを活かし、北海道に帰ってからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

uchiyama1 ■内山 結理 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成23年10月(1ヶ月間

1ヶ月間の研修を終えて

10月1日から1ヶ月間、高野山病院で臨床研修医として勤務させていただきました。

医師業務を始めとし、事務・薬局・検査室・看護・介護など、病院に携わるあらゆる場面を研修させてもらうことができ、とても勉強になりました。また、消防署にも2回にわたって研修に行き、放水体験、さらには救助の現場にも同行させていただきました。山奥まで歩いて行き、患者さんのそばに到着して迅速な判断・処置を行い、防災ヘリで吊り上げて病院へ搬送していく場面を間近で見ることができたのは、非常に貴重な体験となりました。この1ヶ月は転院搬送の機会が多く、橋本市民病院にも数回行かせてもらいましたが、山道を救急車で走ると想像を絶する車酔いが起こり、高野山ならではを体験できたと思っています。

 普段、私は札幌医科大学附属病院に勤務しており、そこでは大勢の職員が働いています。しかし、今まで他職種の人々がどんな仕事をしているのかを実際に体験したことはありませんでした。この1ヶ月、病院が機能するために何が必要で、どのように動いているのかを実際に見ることができたことが私にとって1番の経験となりました。

 医師として高野町に関わること、を考えると、とても難しく1ヶ月いただけでわかったような口を利くことはできませんが、高齢化・人口減少など日本の町村の多くが抱える問題に加え観光都市という特色があり、診療所化を進めている高野山病院の現状に触れてとても考えさせられました。何ができるか、どこまでやるべきか、など、答えを出すのが非常に難しい問題を抱えながら日々診療にあたる廣内院長先生を始めとする諸先生方の姿は、深く印象に残りました。私なりに感じたことや考えた事を大切にして、今後に生かして行きたいと思います。

 また、世界遺産の町である高野町にせっかく1ヶ月も滞在するのだから、と、余暇を利用して観光も楽しませていただきました。金剛峰寺、霊宝館、宿坊体験、お逮夜ナイトウォーク参加など、非常に面白いものばかりでした。気候が違うので生えている植物が違い、北海道育ちの私には山並みを眺めているだけでも楽しかったです。

 最後になりましたが、高野山病院の職員・患者様を始め、高野町の全ての方々に、このような機会を与えていただいたことに対し感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

■早川 光 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成23年9月(1ヶ月間

hashimoto■橋本 亜香利 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成23年8月(1ヶ月間

臨床研修二年次の地域医療研修として1ヶ月間高野山病院にて勤務させていただきました。高野山を訪れるのは初めてでしたが、涼しい気候は過ごしやすく、また病院のスタッフの方々や町の皆様があたたかく迎えてくださり、すぐになじむことができました。 夜間は、当直医師一人が血液検査、X線・X線CT・ポータブルなどの画像検査、調剤を行うとのことで、はじめの1週間は検査機械の扱い方や調剤の基本的な流れを教えていただきました。正確にかつ迅速に検査を行うにはやはり経験が必要で、日中および夜間に検査を行うときにはなかなか素早く動けず難しさを感じました。画像検査においては、実際にポータブルX線撮影する機会は今後もあるため、今回機械に触れることができて、大変良い経験となりました。薬局では薬剤の保管場所が分からずあたふたしてしまいましたが、実際に、ミルを使って粉砕化したり、半割の難しさを知ったり、一包化をしたり、軟膏を混ぜたり、巨大すり鉢で数種類の薬剤を混ぜたり、シロップをメスシリンダーで計測混合したり、大変楽しく指導していただきました。消防署での当直では、実際に出動することができ、救急要請後の流れを体感することができました。救急車内の機材もみせていただきましたが、使用機会の多いものから少ないものまで、救急車内のあらゆる場所に収納されていることに驚きました。救急要請を待つ間に、消防士・救命救急士の方々に色々なお話を伺うことができたことや、12誘導心電図が測定できるポータブル除細動器を用いて一緒に心電図の勉強ができたこともよかったです。また、ヘリポートにて放水させていただいたことも貴重な経験となりました。 医療事務、臨床検査室、X線・CT室、薬局、消防署にて一通り研修させていただいた後は、外来業務や病棟業務、救急搬送に対応する際にもそれぞれの業務の流れが理解できるため比較的スムーズに動くことができたと思いますし、各部門の方々と仲良くなれたことで楽しく仕事ができたと思います。 高野山という土地柄もあり、観光客の方の受診率が高く、8月はろうそく祭りやお盆の帰省の時期でもあり、また加行が始まる時期でもあり、上級医の先生方と一緒に救急対応や新患外来にあたらせていただく機会が多かったです。付近は山道でバイクのツーリングに来られる方が多く、普段あまり対応することの少ない外傷を多く経験できたのも印象的でした。また、echoを学ぶ時間が長く、私自身にとっては大変よい経験となりました。廣内先生や土生先生の再来外来では、高野山病院の地域における役割を実感することができ、また、病棟業務や救急対応する際にも、地域医療ならではの顔の見える顔なじみの医療ができるという点が非常に新鮮でした。患者さんの背景をよく知っているからこそ、ご本人がどのような医療を必要とされているのかを考えることができるのだと感じました。矢本先生方は本当に身近な存在で、医療に関することから日常生活の相談ごとなどいろいろお話しさせていただきました。当直の際には下当直としてお世話になり、地域医療の先駆けである自治医科大学での卒業後の進路についてのお話は興味深かったです。 それぞれの地域における病院の役割というのは本当に異なっており、医療資源も少ない中でいかに工夫して最善の医療を行っていくかを地域ぐるみで思考錯誤していく大変さを感じました。その点においても、宗教都市である高野山の病院にて研修できたことは大変貴重な経験となりました。1ヶ月間ありがとうございました。

yamaguchi■山口 充 先生(日本赤十字社和歌山医療センター 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成23年6月(2週間)

高野山病院での2週間の研修生活の最大の成果は、地域医療はスペシャリストとして携わるべき分野だということが分かったことです。まず地域の病院として数少ない医師の一人として、診察から各種検査・病棟管理等までに携わらせていただく中で、内科や外科といった専門領域に関わらず、患者さんの健康状態全てに責任を持って向き合わねばならないと分かり、常勤の先生方の「あらゆる問題に言い訳せずに取り組む」という仕事振りを拝見し、プロとしての姿勢を学ぶことができました。次に健診や介護施設・消防署等でも研修する機会を頂き、介護・福祉・行政・消防などの各分野の様々なスタッフと協力して仕事をする中で、社会の中で医療が占める役割を実感し、より大局的な視点から自分の仕事を見つめ直すことができました。 さらに患者さんや町の方々とのふれあいを通じて、山間部の雄大な自然を体験する一方、世界遺産とされるこの地域の歴史・宗教・文化等にも関わることができ、人間としての知見を広げ人格的に成長するよい機会とすることもできたと思います。このような素晴らしい研修を準備・協力していただいた方々に心から感謝すると同時に、その成果を今後につなげられるよう、残りの研修医生活に何かまた新しいアイディアを加えていこうと思います。

追伸:いずれは四国八十八ヶ所巡礼に挑戦して、この地にまたやってきたいです。

■萩原 敬之 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成23年4月(1ヶ月間

平成22年度研修医

kawanishiDR_000■川西 幸貴 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成23年1月(1ヶ月間)2回目

1ヶ月間、研修医として勤務させて頂き、本当に有り難う御座いました!!と去年の4月にも言いました。実は、今回2回目の高野山研修であり、前回とは少し違った体験をさせて頂きました。以前は、新患を外来で担当させて頂くことは、救急車で運ばれてくる方以外はほとんどなかったのですが、今回は積極的に診させて頂きました!!軽度のウイルス性上気道炎から、Colles骨折、間質性肺炎、心筋梗塞といった多岐に渡る疾患を診断から治療まで幅広く勉強できました。同じ感冒でも、どう薬を使い分けるかを考えさせられたり、患者の社会的背景までも考慮に入れた治療方針決定は、とても面白かったです。もうすぐ2年間のスーパーローテートも終わりですが、まだまだ未熟な僕に色々丁寧に教えて下さり、本当に有り難う御座いました。高野山の先生はみんな、知識も豊富だし、何でもできるので、本当に凄いなとつくづく思います。しかも、研修医に教えようというオーラがひしひしと伝わってくるので、有難い限りです。エコーも内視鏡も関節内注射も機会があれば全てやらせて頂けたので、物凄く勉強になりました。本当に2回目も来て良かったです。去年も言いましたが、勉強の面でも、私生活の面でも、何も不満なく、ただただ感謝、感謝の一ヶ月を過ごす事ができました。研修期間がもっとあれば、ここでもう数ヶ月研修したいくらいです。何はともあれ、1ヶ月間、本当に、本当に有り難う御座いました。またもしお会いする機会があれば、次は消化器内科医として一所懸命、勤務させて頂きます!!

oonishi2_000 ■大西 康之 先生(日本赤十字社和歌山医療センター 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成22年8月~9月(2週間)

高野山病院での研修には他の病院での研修にはない特徴がある。それは事務での実習、薬剤部での実習、消防署での実習などである。これらは初めての経験で普段はすることのない貴重な経験であった。事務での実習では、外来を受診してきた患者さんと外来受診を終えた患者さんの会計処理を実際に体験した。診察室の外での患者さんの動きがよくわかり勉強になった。薬剤部での実習では処方箋に基づいて粉薬を機械に流し込んで分封したり、塗り薬を容器につめたりという体験をした。もっとハイテク設備で薬剤の調剤が行われているかと考えていたが、どこの病院でもこのような方法で調剤されているとのことであり驚いた。消防署での実習では、消防訓練に参加して普段の訓練の様子を見せていただいた。ホースを伸ばしていく様子を見せていただいたり、放水中のホースを持ったりした。消防隊の方の普段の消防活動の様子がよくわかった。ホースの片づけをしっかりと行い、きちんと巻くのにかなり時間をかけていたのが印象的だった。消防署は泊まり込みで行ったので食事をともにして、筋力トレーニングの様子を見て、普段の会話を聞いてなんとなく消防署の雰囲気を感じることができた。上記3つはいずれも素晴らしい経験であり、今後研修に来る学生や研修医にも是非今回同様の機会を与えていただきたい。
  他に印象深かった経験は廣内先生との当直と、土生先生に教えていただいた上部消化管内視鏡である。当直では発熱、動悸動で受診した心室頻拍の患者を和歌山医大病院へ救急車で搬送することになった。いつ急変しても不思議ではない状態での搬送は初めての経験でとんでもない緊張感だった。急変時を想起して頭の中で何度も胸部圧迫をシュミレーションした。幸い無事に医大病院に到達でき、よい思い出となった。2つ目の上部消化管内視鏡についていえば、日赤で消火器内科をローテートした際に何度となく内視鏡を見た。しかしどの上級医も基本的な検査方法のやり方を教えてくれず、僕自身自分で内視鏡をやるつもりはなかったので全く勉強を行わなかった。土生先生は数件しか内視鏡検査がなかったにも関わらず、空き時間を見つけて自作模型で検査方法を手取り足とり教えてくださった。ファイバーの挿入方法に始まり、観察する順序、撮影する場所、ファイバーの進め方のこつなどかなり詳細に教えてくださり、それまで何をしているのか分からなかった内視鏡検査の基本部分がよくわかった。検査を漫然と見せ続けるだけでなくその基本を説明するという態度は重要だと思う。土生先生の教育熱心さに頭が下がる。今回のことを忘れず今後指導する立場になったときには今回のことを思い出して指導にあたりたい。
  最後になりましたが高野山病院の先生方、職員の方々、院外でお世話になった方、ありがとうございました。

matsumura2_000■松村 有希子 先生(日本赤十字社和歌山医療センター 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成22年8月(2週間)

地域医療として、高野山病院では、地域医療という名のとおり、高野町の人々とのつながりを強く感じることができました。全員が家族というのは大袈裟ですが、外来に来られる患者さんも何十年も継続して診ているという方が多かったように思います。外来では本当に様々な症例を目にすることができました。自分自身で血液検査の機械を扱ったり、X線・CTを撮影したり、薬局で軟膏を混ぜたりということは普段なかなか経験できないことでした。また骨折の際、オルソで固定したり、バンドやベルトで固定する方法は今後も覚えておきたいです。入院患者さんも数人担当させていただき、カルテやオーダーの仕方など戸惑うこともありましたが先生方に親切に教えていただき、笑顔で退院された時には大変嬉しいものでした。南山苑見学、乳幼児健診、消防署訪問といった院外での活動も興味深かったです。特に消防署では、人をロープで持ち上げる訓練をしたり、大きな工具で鉄パイプを押し潰したり切断したり、最初で最後かもしれない経験をさせていただきました。またJPTECについても教えていただき勉強になりました。
余談ですが、夜は食事に誘ってもらったり、休日には町を観光したりと、研修以外でも充実した日々を送ることができました。先生方をはじめ、看護師・技師・事務の方々、本当にありがとうございました。

iimura2_001■飯村 紗江 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成22年7月(1ヶ月間)

地域医療として、1ヶ月間と短い間でしたが、高野山病院で研修させていただきました。
高野山病院の院長先生をはじめ皆様方には、いろいろお世話になり、誠にありがとうございました。
総合診療科での研修であり、小児から高齢者、また内科・外科、救急疾患・慢性疾患を含め幅広く勉強することができました。今までの研修では、紹介状を持って受診される患者さんが多く、診断の付いている方を診ることが多かったのですが、ここでは、日々、どういった方が来るかわからない中で、ドキドキ、わくわくしながら研修していました。その中で、診断をつけ、専門性、緊急性などを判断することの難しさを知りました。
また、エコー、内視鏡検査などの検査、外科的な処置、XP・CT撮影など、本当にさまざまな経験をすることができました。
また、消防署、老健施設など、さまざまな職種の方と交流できるようにカリキュラムを組んでいただき、患者さんが病院に来るまでの過程や退院後の患者さんの生活についてなどいろいろなことを学ぶことができました。
その他、全職員の方と接することができ、仕事以外にも、職員の方々とピンポンをしたりなど、とても仲良くしていただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。
まだまだ、未熟であり、至らないところもたくさんあったかと思いますが、私自身、とっても楽しく研修することができました。1ヶ月経ち、少し慣れてきたころに、研修が終わってしまい名残惜しいですが、高野山病院で学ばせていただいたことを今後に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。いつ何時お世話になることがあるかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

kawanishiDR_000■川西 幸貴 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成22年4月(1ヶ月間)

 1ヶ月間、研修医として勤務させて頂き、本当に有り難う御座いました。短い期間でしたが、本当に色々な事を学ぶ事ができました。高野山病院では、今年の4月から、内科・外科の垣根を無くし、『予約診』と『予約診ではない、新患や飛び入りの患者さんを診る診察場』の2つにわけるという新体制になり、正に『外科でも内科でも何でも診る!』という総合診療を身を以って体験する事ができました。元々僕は、総合内科っていいなあと思っていたので、非常に勉強になり、且つ楽しいものでした。 高野山観光も存分にで きましたし、勉強の面でも、私生活の面でも、何も 不満なく、ただただ感謝の一ヶ月間を過ごす事ができました。特に印象的だった事は、大学病院では画面上でオーダーするだけだった血液検査やX線、CT撮影などを夜間 は自分でしなければいけないということです。『なるほど!こうしていたのか。』と本当に勉強になりました。薬剤師さんの仕事も体験できましたし、患者さんが外来に来て、入院し、退院するまでの仕事の流れの全てを広く学べたと思います。この高野山での経験を生かし、まだ筍医者である僕もいつか藪医者、そして胸を張って自分は医師であると言えるようになるまで一所懸命に努力していきたいと思います。1ヶ月間、本当に有り難う御座いました。また会う機会もあるかと思いますので、これからも宜しくお願い致します!

平成21年度研修医

yamamoto_000■山本 浩平 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成21年10月(1ヶ月間

本年度より始まった,札幌医科大学と和歌山県立医科大学の地域医療における交流の一環として,1ヶ月間勤務させて頂きました。高野山病院は,地域に密着し,患者さんの訴えを良く聞き,社会・生活背景を十分考慮して対応する,そして高次の医療が必要であれば適切な施設に紹介する,といった,まさに『プライマリ・ケア』を実践している,またそのやり方を実に丁寧に指導していて,後進の育成にも熱心,そんな印象を受ける病院でした。急速に進歩し,複雑化する現代の医療において,地域住民の皆様の医療に対する窓口としての役割はとても大きいものと思います。
 もう一つ印象的であったのは,ここには病院としての縮図があるという事です。一人の患者さんが窓口で受付をし,診察・検査・治療,時には入院し窓口を通って帰るまで,大学病院などの大病院ではなかなか見え難い部分が,ここではとても良くわかります。病院という組織の中で,自分の果たすべき役割,自分の指示がどれ程の人に支えられて患者さんのもとへ届いているかという事,それによる患者さんの利益と負担,そういったものを,改めて実感を持って知ることができました。
 1ヶ月間という短い期間でしたが,とても充実した研修ができたと考えております。丁寧に指導して頂いた指導医の先生方を初め,親切に接して頂いたスタッフの皆様方に,この場をお借りして御礼申し上げます。

yasuwaki_002■保脇 雄介 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成21年7月~8月(2ヶ月間

高野山病院で2ヶ月間お世話になり、大変ありがとうございました。もともと僕は田舎が九度山でして、こちらの病院はどのような感じなのか興味があり研修に来させていただきました。短い期間でしたので深くはわかっていないかもしれませんが、感じたこととしては何でもやってるなあ、ということです。一応診療科は内科小児科、外科に名目上分かれてはいますが実際は風邪から腹痛から切り傷や骨折、おしっこが出ない、腸閉塞に至るまで何でも診療されています。もちろん小さな病院なのでここでは対処しきれないこともありますが、その時は適切に必要な病院なり診療所に紹介しています。いうなればこの地域のかかりつけの病院といったところでしょうか。高野山や野迫川で何かあればとりあえず高野山病院。いいなあと思います。いつかはわかりませんが、将来はこの地域に帰ってくるつもりなので、その時はまたよろしくお願いします。

konndou_000■近藤 太郎 先生(札幌医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成21年6月(1ヶ月間

 本年度より札幌医科大学と和歌山県立医科大学の地域医療における交流がはじまりました。その記念すべき第1期生として1ヶ月間勤務させて頂きました。

 地域医療をどこで行うかの調査用紙が配布された時、私は自分の眼を疑いました。利尻島や礼文島といった離島、十勝の山奥などの診療所があるなかで高野山という欄を発見したからです。以前より聖地高野山に興味があったので迷うことなく高野山での研修を決めました

 実際に高野山で診療してみると大学病院との違いに驚きました。初診から検査、診察に投薬まで患者様一人一人と接する時間が非常に濃密だからです。患者様の状況に合わせて様々なコンサルトを行うプライマリケアを実践する事ができました。高野山という特殊な環境での病院のありかたも印象的でした。病院が単独で存在するのではなく、山内の一つの施設として存在している事です。地域に密着する病院での研修生活でしたので私も高野山にすっかり馴染む事ができました。真言密教の本道場、高野山という聖地でスタッフとして仕事が出来たことを心から光栄に思います。このような機会を与えて下さった両大学、そして御指導下さった先生方、病院スタッフに感謝いたします。

  最後に、研修終了後1年ぶりに訪ねた高野山での山内の皆様の心暖まる歓迎に感動いたしました。ありがとうございました。高野山大好き!!!

平成19年度研修医

■竹井 陽 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成20年3月(1ヶ月間)

■下松 達哉 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成19年9月(1ヶ月間)

■高田 有見子 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成19年7月(1ヶ月間)

平成18年度研修医

■中島 豪紀 先生(橋本市民病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成18年8月(1ヶ月間)

■三宅 悠介 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

■梅本 安則史 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成18年5月~6月

平成17年度

■家田 淳司 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

■大河内 啓史 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

■白井 聖一 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

■合田 太郎 先生(和歌山県立医科大学附属病院 2年目臨床研修医)

 研修期間:平成17年7月~10月

 

 

 

このページに関するお問い合わせ

高野山総合診療所 
〒648-0211  和歌山県伊都郡高野町高野山631
電話:0736-56-2911  ファックス:0736-56-2912
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