高野やま里市
高野やま里市とは?
『高野町で採れた農作物を食べたい』または『食べてほしい』という思いから、町内の農家と商店の連携によって始まった取組みです。平成23年6月から、毎週水曜日に産直野菜を販売しています。
高野町にお住まいの農家の方であれば、誰でも高野やま里市に参加することが出来ます。
同じ土地、同じ気候で育った野菜を食べることは身体にもよく、旬の野菜には、その時に人間の身体に必要な栄養分が豊富に含まれています。「地産地消」で、身体も元気に、地域も元気に!
収穫から販売までのながれ
出荷前日
- (1)収穫
- 育ちぐあい等を見て、売れそうな野菜を考えながら収穫します。
- (2)荷造り
- 実は一番手間がかかる作業。重さを計って袋に詰め、生産者のシールを貼ります。
量によっては夜までかかることもあります。
当日朝7:00
- (3)集荷
- 各生産者が荷造りした野菜を地区ごとに集め、数を確認しながらトラックに積みます。
生産者の皆さんが集まるので、ここで荷造りの仕方や野菜のことなどを情報交換しています。
8:00
- (4)運搬
- 高野町の各集落は離れているため、お店までは車で20分~1時間かかります。
8:30
- (5)検品
- お店の方と出荷数や値段を確認します。
9:00
- (6)陳列
- 受け取った野菜を店頭に並べます。
- (7)販売
- 美味しい食べ方なども紹介しています。ほとんどがその日のうちに売れてしまいます。
生産者のみなさん
出荷している農家の方は、ほとんどが専業農家ではないため大量に生産することはできませんが、植え付けから包装までひとつひとつ丁寧に、丹精込めて作っています。また、集落で協力し合って運営しているので、一人暮らしのおばあちゃんも出荷することが出来ます。
花坂地区
- 石上昌平さん・美紗子さん
ほうれん草、水菜、小松菜などの葉物に特化して作っています。ハウスの中での栽培がほとんどです。
他では作っていないという点で、ルッコラをおすすめします。私自身大好きです。水耕栽培ではなくちゃんと土で育てるので、ちょっと辛みがありますが、それが本来の味なんですよ。
- 十川さよ美さん
去年から田んぼで黒豆を作っています。これまでは畑に植えていましたが、田んぼでもよく実ります。種は丹波の黒豆なので、粉のふいたような豆です。
皆さんと違うものを作ろうと思って、去年の冬にいろいろな種を買って段取りしていました。娘には「商売人になったな」と呆れられていますけどね。やっぱり楽しみですね。
- 植木糸子さん
近頃は、こいもや大根をよく作っています。こいもは小さい方が美味しいんですよ。大根は時期をずらして種をまいたので、長い期間獲れるようにしました。
消毒は好きではないのでほとんどしませんが、水菜などきれいに出来ています。春菊も柔らかいと孫が喜んで食べています。
- 加勢田ミヨコさん
日当たりの加減で玉ねぎやネギを作るのには向いていませんが、葉物は良く出来ます。葉物にはナメクジが寄ってきますが、不思議とうちの畑にはほとんど出ないので、キャベツや白菜などもきれいに出来ます。
もともと人にあげるのが好きで、いろいろ作っています。
- 門谷威侍さん
様々な有機物を発酵させた堆肥を作って、土作りにこだわっています。昨年から色々な講習などにも参加して、日々勉強中です。
自宅にコンニャクを作るスペースも併設し、やま里市で出荷しています。
- 上西沙知子さん
畑は1反ほどで、変わったものは作っていませんが、春先にはほうれん草やキャベツが出荷できる予定です。
田んぼも6反ほど作っていて、子供も手伝いに来ます。作った米の籾殻を薫炭にして、畑の肥料にも使っています。
- 眞野久二子さん
主力品目のナスは、米(ベイ)ナスや緑色のナス(万寿満という品種)など、色々な種類を作っています。7~8月に出荷する予定です。
他にも、星のような形をしたシカクマメなど、他の人が作っていないものを作るようにしています。
※平成23年10月より随時更新中。今後も追加していく予定です。お楽しみに!
販売店のみなさん
- 勝間屋
営業時間 7:00~19:30(月曜定休)
- カネ幸慈幸商店
営業時間 8:00~19:30(月曜定休)
本日の商品情報
毎週水曜日に出荷される商品の情報を、生産者の皆さんがTwitter(ツイッター)でお届けしています!
やま里市の野菜は、ほとんどが当日のうちに売り切れてしまいます。高野やま里市をフォローして、最新情報と旬の野菜をゲットしよう。
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