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下水道の施設/西細川処理区

西細川地区の下水道は「和歌山県下水道整備構想」策定時に集合処理区で計画、地区の要望により平成5年度に基本計画を策定、特定環境保全公共下水道(簡易な下水道)で採択を得て平成6年度より事業に着手し平成9年3月に不動谷浄化センターが完成、4月1日に一部供用を開始し、平成10年4月1日より全処理区の供用を行いました。

処理面積 8.5ha
排水面積 8.5ha
計画処理人口 150人
排除方式 分流式
1人1日平均汚水量 280L/人・日
1人1日最大汚水量 340L/人・日
処理場 不動谷浄化センター
管渠 汚水管 3273m

不動谷浄化センター

この浄化センターは、計画処理水量(50㎥/日)が少ないので浄化槽などの小規模施設で実績のある土壌被覆型礫間接触酸化法を採択、土壌被覆構造のため臭気等の二次公害も防ぎ、機械設備が少なく維持管理が容易で良処理水質が確保できる施設です。

所在地 高野町西細川813-1
敷地面積 591㎡
処理方式 土壌被覆型礫間接触酸化法
計画処理水量 50㎥/日
流入水質 BOD 190ppm、SS 140ppm
放流水質 BOD 20ppm、SS 30ppm
名称 型式 仕様 台数(予備)
原水ポンプ 着脱式水中過流ポンプ Φ80mm×0.1㎥/分 2(1)
ブロワ ロータリーブロワ Φ40mm×0.7㎥/分 2(1)
非常用エンジンポンプ エンジン自動始動型 Φ80mm×0.2㎥/分 1(0)
汚泥引抜ポンプ 自吸式汚泥ポンプ Φ80mm×0.27㎥/分 1(0)
消毒装置 水路設置形塩素接触装置 1(0)
管理棟 建築面積 42㎥ RC造1棟

不動谷浄化センターの外観

不動谷浄化センターの外観

不動谷浄化センターの平面図と断面図

処理フローシート

土壌被覆型接触酸化法について

土壌被覆型接触酸化法の概要
接触槽内に礫を充填し、その礫の表面に付着した生物膜の作用により、汚濁物質を浄化する方法である。なお、微生物の繁殖に必要な酸素はエアレーション装置から槽全体に供給され好気状態を保持させている。
また、土壌で槽上部を被覆することにより、脱臭及び良好な景観対策が図られている。
土壌被覆型礫間接触酸化法の特長
  • 上部に被覆されている土壌によって悪臭等の公害が防止できる。
  • 沈殿分離槽が一次処理装置となっているため維持管理が容易である。
  • 単純な装置の組み合わせ技術となっているため維持管理費が安価である。
  • 接触ろ材に自然礫を使用しているため腐食することがない。
  • 長水路押流れ方式で、礫に付着したたくさんの生物に接触するため処理水が安定する。
  • 処理施設が土壌で被覆されているため緑地の多い浄化センターにすることができる。
  • 敷地全体に植栽をほどこすと、迷惑施設から生活の憩いの空間となる。

下水道の施設/西細川処理区

このページに関するお問い合わせ

生活環境課 上下水道総務係
〒648-0211  和歌山県伊都郡高野町高野山19-2
電話:0736-56-3760
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